水俣条約をわかりやすく解説!
水俣条約という言葉をよく見かけたり、耳にしたりしていませんか?しかし、具体的な内容を知らない人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは「水俣条約」についてわかりやすく説明いたします。
水俣条約とは?
水俣条約は、水銀による汚染防止を目指したものです。正式な名称は「水銀に関する水俣条約」といい、2013年10月の国連環境計画(UNEP)による外交会議で、全会一致で採択されました。これは、水銀および水銀を使用した製品によって起こる環境汚染の防止や、人の健康保護を目的とした国際条約です。条約名の由来は、世界で最も深刻な水銀被害である水俣病の悲劇を繰り返さないという気持ちを込めて、日本が提案したものになります。
わかりやすくまとめますと、この条約は水銀や水銀を含む製品の製造や輸出入を2020年末までに原則禁止とする内容です。
自分に関係ないと思い、気に留めない方も多いのではないでしょうか。しかし、水銀を含む製品は案外身近にあります。毎日何気なく使用している照明器具にも水銀が使用されています。
一定量以上の水銀を含む蛍光ランプや高圧水銀ランプは一律で規制対象となるため、多くの大手メーカーは次々と水銀ランプや蛍光ランプなどの生産終了を発表しました。
そのため、今後交換用のランプが手に入らない可能性が出てきます。交換用のランプが入手しにくくなることによって、ランプが突然切れた際に対応ができません。十分な明るさを確保できず、店舗の運営が困難になることもあり得ます。そうなる前に、早めの対策が必要です。
LEDへの入れ替えがオススメ!
生産終了となる水銀ランプや蛍光ランプの代替品として使用されているのが、LED照明です。水銀を使用していないため、安心してご利用いただけます。
また、LED照明は省エネです。現在お使いの蛍光ランプをLED照明に入れ替えるだけで、消費電力を約7割削減できます。さらに非常に長寿命のため、ランプのメンテナンスや在庫管理にかかる負担を減らせるだけではなく、電気代金の削減にも繋がります。
そのため、エネルギー効率が良く、環境にもやさしいLED照明への切り替えが増えています。
LED化で注意すべきポイント!
照明器具には適正交換時期があるため、ランプだけのLED化は注意が必要です。照明器具の寿命は大体8~10年寿命。それ以上使用し続けると、劣化が進み事故につながることがあります。そのため、LED化の際は照明器具も一緒に交換されることをおすすめします!
また、現在照明部分と器具部分が一緒になっている一体型の製品も多くあり、ランプだけの交換より大きな省エネ効果が見込めます。
初期投資0円でLED照明にリニューアル!
株式会社NEXYZ.が提供している設備導入サービス「ネクシーズZERO」は、照明の入れ替えにオススメです。
一括での購入が難しいLED照明を初期投資0円で導入できます!また契約期間中に不良が起きた場合は、当社が窓口になって対応しますので、導入後も安心してご利用いただけます。さらに契約期間満了後は所有権が移転し、お客様のものとしてそのまま利用できるので、料金が掛け捨てになりません。
照明コンサルタントの資格を持ったスタッフが、店舗や施設に最適な製品をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。