スチコンとコンベクションオーブンとの違いは?
そもそもスチコンって何?
皆さんは、スチコンという調理機器をご存知ですか?
スチコンとはスチームコンベクションオーブンの略称で、コンベクションオーブンにスチーム発生装置を取り付けた加熱調理機器です。これ一台で“蒸す・茹でる・焼く・煮る・揚げる・炒める”などの調理を効率よく行えます。言ってしまえば、スチコンは加熱機器の集合体のようなものです。
このコラムでは、スチコンとコンベクションオーブンの違いについて説明していきたいと思います。
コンベクションオーブンとどういった面で違うの?
両者の最大の違いは、ずばり加熱方式です。
コンベクションオーブンの特徴は熱と熱風による対流加熱で、内蔵しているファンを使い、庫内の熱を常に循環させています。そのため、内部の温度は一定に保たれ、食材をムラなく均一に焼き上げることが可能です。
スチコンは熱風加熱ができるほか、スチーム(水蒸気)加熱、スチームと熱風のコンビネーション加熱機能が搭載されています。コンベクションオーブンでは実現できなかった「蒸す」「煮る」などの調理がこなせるように!この三つのモードを使い分けることによって、料理の幅が広がります。
スチコンは食材の状態を自動で判別し庫内の温度を調節します。そのため食材のうまみ・水分・香りを逃すことなく保持し、コンベクションオーブンよりもジューシーに仕上げられるのです。出来上がった料理の表面が乾燥している、加熱前より食材が縮んでいるなどの問題に、悩まされることはもうありません!
また、スチームの水分が加わることで熱がより伝わりやすくなり、コンベクションオーブンより短い時間で調理できます。
性能面においての違いだけではなく、スチコンはコンベクションオーブン以上に様々な面からコストを削減できます。
スチコンは材料を庫内に入れ、希望の仕上がりを選択しボタンを押すだけで、あとは全て自動で調理してくれます。
そのため、調理経験のない人でも簡単に使いこなすことができ、操作ミスの心配もありません。なにより、スチコンはコンベクションオーブンと違い、各段で違う料理を同時に調理できます。その上、手動で食材を裏返さなくてもいいので、手間を大幅に削減できるように!
また、コンベクションオーブンでは実現できない「煮る」「蒸す」の調理が可能になり、蒸し器など専門的な調理機器が必要なくなります。その分作業スペースが広がり、各機器に使っていた掃除時間も節約されます。
コンベクションオーブンと比べると、スチコンは少し割高に感じるかもしれません。ですが、導入することによって得られるメリットを考慮すれば、高くても検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
スチコンの導入をお手伝いします!
スチコンを導入したいが、その価格のせいで中々手を出せずにいた方々に、ご紹介したいサービスがあります。
それが、「ネクシーズZERO」です。一括では購入しにくい業務用設備を、初期投資0円で導入できるサービスになります。契約期間終了後、製品はそのままお客様のものになるため、支払った料金が掛け捨てになりません。
全国無料でお見積もり・現地調査を行っております。お気軽にお問い合わせください。